昨日は、ヒプノセラピスト養成講座の第8日目の講座でした。
昨日から、「前世療法」に入りました。
皆さん、自分の前世って興味ありますよね?
しかし、前世療法を受けても、出てきたイメージが、本当にあったことなのかどうかは証明できません。
そう言われるとガッカリしちゃいますか?
でも、実は、そのイメージが本当かどうかはあまり重要なことではないのです。
前世療法は心理療法であり、前世リーディングのように、サイキック能力のある方が、あなたの前世を読み取ってくれるわけではありません。
前世療法は、アメリカを中心に心理療法のひとつとして発展してきました。
例えば、何か問題を抱えたとき、「なぜこんな問題が起きたのだろう?」、
「私はこれから、どう生きていったらいいのだろう?」と皆さん悩みます。
どれだけ考えてもわからないとき、前世療法は自分自身のより深いところの声を聞く効果的な方法として、精神科医が使ってきた療法なのです。
「もし、あなたに前世があったとしたら、そして、その前世があなたの今抱えている問題の原因だったとしたら、どんな前世だったのか?」この問いを、クライアントにすることによって、今世の枠を超えてイマジネーションを広げることができます。
そして、そのイメージを語ることで、クライアントが自分の悩みの根本原因に気づいていくのです。
今日は、レクチャーの後、早速、実践練習をしました。
その中で、こんな事例がありましたので、ご紹介しますね。
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クライアントのYさんには、「自分がしたいと思ったことを言葉にすることができない」という制限がありました。
その制限を持ってしまった原因となっている前世の体験へと誘導していくと・・・出てきた場面は、
ニュージーランドの原住民だった時の前世の場面でした。
平和に暮らしていたのに、白人たちがやってきて、土地を略奪されて、村人の多くがなくなってしまった場面でした。
しかし、その時は子供だったYさんは、『やめて』と叫んでも、相手にされず、悔しさと悲しさで苦しい体験をしたのです。
その体験により、上記のような制限(トラウマ)ができたと思われました。
この体験から、学べたことは、「嫌なこと、また、こうしたいと思うことは言葉にして主張したほうが良い」ということでした。
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このように、私たちが何か思い込みを持つときは、必ず、体験があり、感情が動き、その時の思考があります。
その体験が衝撃的であればあるほど、その思考は潜在意識に深く刻まれて、それ以降の人生の体験で繰り返されることになります。
なぜかというと、私たちの内側にある、感情がフィルムとなり、それが現実に投影されるからです。
先ほどのYさんの例でいうと、「自分がしたいと思ったことを言葉にすることができない」と思い込んでいるので、
実際に言葉が出てこないような場面を体験するということなのです。そして、「やっぱり、私はできない」とその思い込みを
強化していくのです。
でも、今回、「嫌なこと、また、こうしたいと思うことは言葉にして主張したほうが良い」という新しい思い込みを刷り込んだので、今後は、Yさんは、同じような場面でも自分の意見を言えるようになると思います。
こんな風に、前世療法は効果を発揮するのです!
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