幼い頃の思い込みが変わると人生が大きく変わる

みなさん、こんにちは。

潜在意識コーチ、ヒプノトレーナー、

かただふじこです。

今日は、ヒプノセラピーの最も代表的な療法、

「年齢退行催眠」についてお話しします!

さて、年齢退行催眠とは何でしょうか?

これは、幼い頃に思い込みができた体験に戻り、

意味付けを変えることで、人生に大きな前向きな変化を起こす心理療法です。

 

私たちの潜在意識のプログラミング(PCに例えるとOS)は、

6歳ぐらいまでの間に出来上がります。

そして、そのプログラミング(設計図)通りの人生を歩むと言われています。

ユダヤ人精神科医で交流分析という心理学を作り上げたエリック・バーンは

これを「人生脚本」と名づけました。

 

私たちは、無意識に人生脚本通りに歩んでしまう

 

もし、その人生脚本=設計図が、ネガティブな設定が多いと、

それがメンタルブロックとなり、生きづらい人生になってしまいます。

例えば、

✅ 私は健康であってはいけない

✅ 私は重要であってはいけない

✅ 私は成功してはいけない

✅ 私は欲しがってはいけない

✅ 私は感情を感じてはいけない

など、このような禁止令が入ってしまっている可能性があります。

年齢退行催眠では、それらの禁止令が刷り込まれた

過去の出来事やトラウマを掘り起こし、

その意味付けを変えていくことをやります。

 

年齢退行催眠が効果が高い理由

 

なぜ、この療法が効果的なのか・・・について話しましょう。

私たちの禁止令が刷り込まれるのは、インパクトのある体験があったからです。

幼い子供にとって、親の言葉や態度は、大きな影響力を及ぼします。

そのため、一瞬でそれが、潜在意識に突き刺さってしまうのです。

また、子供はとても視野が狭いので、

本当は、親が愛情表現としてしたことを、

間違えて、「私は愛されていない・・・」と、捉えてしまうこともあるのです。

年齢退行催眠は、過去の感情的な経験を再体験し、

それを大人の視点から客観的に見ることで、

今の人生における、自分の考え方の癖や傾向に気づき、

その影響を解放することができるようになります。

 

催眠は怖くないし、コントロールされることはありません

 

幼い頃の記憶に誘導するために、催眠を使いますが、これにはいくつかの誤解があります。

一つは、催眠が人をコントロールするというものですが、これは完全な誤解です。

催眠は完全に自発的なプロセスで、セラピストは単に案内役に過ぎないのです。

セラピー中、クライアントは常に自己の意志を保持し、

自分自身の体験をコントロールしています。

途中で、苦しくなったら、戻れる安全な場所を確保してから行いますので、

安心して受けてもらえます。

セラピストはリラックスした状態を促進し、

クライアントが安全な環境で過去の記憶にアクセスする手助けをします。

潜在意識に奥底にある、過去の体験に一人で入ることはなかなか難しいので、

最初は、ヒプノセラピストの助けが必要です。

何度か、セラピーを受けていくと、セルフでもできるようになりますが、

少し時間がかかると思います。

セラピストのガイドで、どっぷりと過去の場面に没入することで、

その時に思い込んでしまったものが何かに気づくことができます。

そして、その思い込みを別の視点から眺めることで、

その出来事を学びの機会と捉えることができるのです。

重要なのは、自分自身のペースで進むことと、

そのプロセスに対して開かれた心を持つことです。

いかがでしょうか?

皆さんが、催眠療法についての間違ったイメージを手放し、

自分の人生をより良い方向へと導くためのツールなのだとご理解いただけたら嬉しいです。

もし何か質問があれば、遠慮なくコメントしてくださいね。

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