自分のインナーチャイルドと繋がったら涙がこぼれました

こんにちは。

ABHヒプノトレーナー、堅田ふじこです。

昨日は、ヒプノセラピスト養成講座の第5日目の授業でした。

5日目から年齢退行催眠の学びに入りました。

私たちの潜在意識の思い込みやトラウマなどを作っているのは、過去の出来事とその時に感じた感情と思考です。

その出来事が、ショックなものだと、強いネガティブ感情が起こり、それと同時に浮かんだ思考が潜在意識に刷り込まれちゃうんです・・・

例えば、大きな犬に噛まれるなとの恐怖体験をすると、大きくなっても犬が怖くて近寄れない・・・などのトラウマになります。

親に、ひどく叱られて、叩かれたりしたことがショックでトラウマになることもあります。

大人からすると、そんなに酷く叱ったつもりがなくても、子供からするとすごくショックに感じる場合もあるのです。

 

昨日は、まずはポジティブな感情をターゲットに年齢退行催眠をやってみたのですが、Yさんの目からは大粒の涙が出てきて・・・

私の方がびっくりしてしまいました。

「後で、あの涙は、何の涙だったのですか?」とお聞きしたら、

「継母とうまく行かずに、祖母の家に引き取られた時の安堵の涙です」とおっしゃったので、「なるほど〜」と思いました。

インナーチャイルドと繋がると涙がこぼれてくるのですね〜

 

その後にネガティブな感情の年齢退行催眠をやってみました。

受講生の中には、「思い出すのが怖い」とおっしゃっていた方もいらっしゃいましたが、

「苦しくなりすぎたら、安全地帯に戻すので安心してください」とお話しして、やっていただきました。

その結果、それぞれが、思いもよらないところへと誘導されていきました。

 

小さな細胞の単位までに遡ったSさん。

子供の頃の義兄弟との扱いの違いに怒りを感じたYさん。

お母さんからの厳しい躾に萎縮していた過去を思い出されたHさん。

 

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インナーチャイルドとは、そのまま訳すと「内なる子ども」です。

幼少期の親との関係性から生じた負の感情のことを指します。

人間は大人になるにつれて身も心も成長し、

社会生活や人間関係を円滑に進められるようになるのですが、

傷ついてママのインナーチャイルドを抱えたまま生きているのです。

インナーチャイルドが傷ついていると下記のような傾向が見られます

  • 孤独を感じやすい
  • 自己否定ばかりする
  • 対人関係を築きにくい
  • いつも他人軸て、良い子を演じる
  • 感情を出せない
  • 問題から逃げてばかりいる

今回の講座では、受講生様のお一人お一人が、

自分の潜在意識の中に刷り込まれた、「恐れ」「無価値感」「自己否定感」などに

気づかれたようです。

 

ヒプノセラピーの素晴らしさは、自分で過去の自分の思い込みに気づき、

それを学びに変えられるところだと思います。

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