昨日は、名古屋で統合医療を提唱していらっしゃる「クリニック徳」の高橋徳先生のセミナーに参加しました。
タイトルは、「オキシトシン健康法」です。
こちらは、徳先生が書かれた、オキシトシンのご著書です。
アメリカで、最先端の西洋医学を研究された結果、行き着いたのは、西洋医学の薬を使う治療ではなく、
鍼や食事や波動などを使った東洋医学による自然治癒力を高める治療法でした。
「オキシトシン」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、家族やパートナーとのスキンシップや信頼関係に深くかかわるホルモン。
このオキシトシンというホルモンを分泌させることで、人は健康になるし、愛情深くなるし、幸せに生きられるようになるそうです。
マウスなどの実験で、オキシトシンを抑制するようにしたマウスは、お互いに喧嘩をしてばかりいるのですが、
オキシトシンを投与したマウスは、お互いに労わりあい、愛情を与え合うようになったそうです。
じゃあ、人工的にオキシトシンを投与すれば良いのでは?と思いますが、
外から入れると自分の体から作らなくなってしまうので、ダメなんです。
では、どのようなことをすればオキシトシンの分泌を高めることができるのかというと、
いくつかの方法を教えてくださいました。
一つ目は、五感による刺激を受けること。
視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚 これらの五感を豊かに刺激することにより、
オキシトシンの分泌が促進されます。
また、
自然分娩をすると母親の体内には、多量のオキシトシンが発生するそうです。
しかし、無痛分娩や帝王切開では、このオキシトシンはあまり分泌されないのです。
実際に帝王切開で生まれた子の方が、自閉症の発症率が高かったそうです。
私の息子は自閉症で、帝王切開で生まれました。
それが直接的な原因かどうかはわかりませんが、そんな情報は全く知らなかったので、
もっと早く知りたかったと思いました。
今の日本の出産では、医師の都合により、無痛分娩や帝王切開が勧められているので、
その大切な機会が失われているのです。
また、出産後に赤ちゃんの“触覚”はいちばん最初に発達する感覚。
ママやパパに触られたり見つめ合ったりすると、 赤ちゃんの心拍は安定してリラックス状態になり、
脳の視床下部からオキシトシンが分泌されるのです。
そして、心理学的な視点からも、オキシトシンを沢山分泌させることで、
私たちの潜在意識の奥底にある集合的無意識とつながることができ、
自分と他人が深いところでは同じ意識であると知り、
ワンネスの意識を持てるようになると、安心で優しさに満ちた世界を実現できると
おっしゃっていました。
私は、心理学を学び始めて、14年になりますが、確かに私たちの意識は深いところでつながっていると
確信しています。
その人がいないところで、セラピーを行うと、何故かその人とクライアント様の関係性が良くなったりすることがあるからです。
また、相手がもう亡くなっていたとしても、イメージの中で対話をするだけで、罪悪感から解放される人も沢山見てきたからです。
目には見えないけれど、私たちの心は、大きな意識とつながっていて、日々、メッセージを受け取っているのです。
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私は、現在ストアカで、3つの講座を開講しています。
もし、あなたが、潜在意識や集合的無意識にご興味があれば、ぜひご受講ください。
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